高等部は社会に直結する学部であるという心構えで教育を進めていきます。
中学部の教育を深化発達させ、能力に応じて就職(就労)し、家庭生活でも自立することを目指した教育を行います。
この時期は成人期への移行期です。運動不足の集積が早期の老化現象の引き金となるため、筋力的にハードな運動も可能になるこの時期に徹底した体育を行い、就労能力を高め、老化現象を遠ざけ健康を守る習慣を確立していきます。
生活の仕方を徹底して指導します。中学部の段階で形成した日常生活の習慣をより確かなものにしていくと共に、金銭の取り扱いや家事処理の能力等、より難度の高い分野の習慣化にも努めていきます。
物事に集中する力をつけ、コツコツとどこまでもやり遂げる持続力を育てます。
明るく素直に人と応対できる力をつけ、作業教育を軸に、全教科・全生活指導の中で目的を達成するための指導を積み上げていきます。
より強く、よりたくましく、より柔軟で、より機敏で器用な体作りを行います。
運動不足による様々な身体上の課題を解消し、体質を改善し、就労能力を向上させ、運動習慣を確立して、健康で長生きをする人生を創っていきます。
特性と発達に応じた適切な教育を行い、個々の能力を最高度に発揮させることにより、心身の調和のとれた健全な社会人として育てます。