全寮制の中学部・高等部(本科・専攻科)8年制特別支援学校

教育内容

教育内容

教育の特徴

教育の4本柱
-人類の発達しをなぞる足からの教育-

光の村学園は、多様化する現在の知的障がいの子供たちの教育を、4つの柱で構成し、中、高、専攻科の
一貫教育でそれぞれをステップアップし積み上げていきます。

1生活教育(暮らしの質を変える)

 日常生活の指導は、お子様の自立した生活を願う保護者の関心の中心でもあると思います。
 洗面、入浴、排せつ、手洗い、衣服の着脱、掃除洗濯、布団の敷き方、縫い物、タンスの整理…。生活に紐づくその一つひとつを、正確に早く、自覚して出来るように指導します。これは全寮制ならではの強みとも言えます。
 また、将来の就職(就労)を視野に入れたときに、手洗いなどをはじめとした衛生面の理解、あいさつや報告の大切さも実践的に指導します。

生活教育(暮らしの質を変える)
2作業教育(手の質を変える)

 子供たちに手は何に使う?と聞くと「食べる・遊ぶ・もらう」と答えます。
 創造と発展が生命の本質ならば、この手をたくましく器用な手に変える作業教育が大切です。手を使い大脳を活性化することで表情も次第に引き締まります。手の革命は生き方の革命です。

作業教育(手の質を変える)
3体育教育(体の質を変える)

 運動不足が引き起こす課題は様々です。疲れやすく、疲れが取れにくいだけでなく、生活習慣病にかかりやすくなり、早期の老化を引き起こします。
 光の村では体育教育で筋肉に活力を与え、感覚や神経の働きに磨きをかけて機敏で器用なたくましい自立体質を作ります。特に「歩く・走る」ことで足の質を変えることに力を注いでいます。またサイクリングや水泳にも取り組み、体づくりを進めます。

体育教育(体の質を変える)
4教科教育(ことばの質を変える)

 賢さは、このように「くらし、体、手」の質を変えることから生まれます。この3つが確立されると、読むことや書くこと、話すことや計算すること等の学習の可能性も高まります。
 光の村では、基礎訓練の段階でも教科に発展する指導を取り上げますが、その後は教科教育にも積極的に取り組みます。各教科を総合単元あるいは単独のドリル学習等によって構成します。 こうして子供たちは次第にことばの質を向上させていきます。

教科教育(ことばの質を変える)